随分とご無沙汰してしまって、大変申し訳ありません。ユナイテッド・エンタテインメントの白川です。今回で２回目です。

　秋に公開を目指している日本映画の零号・初号試写なんかもあり、２作品並行で動いている状況です。ってことで今日は宣伝というよりかは配給側のお話、「劇場ブッキング」について書いてみようかと思ってます。

　とりあえず次の作品の公開がきまりました。
　 韓国映画の「チャーミング・ガール」（原題：女、チョンヘ）という作品で、今秋シアター・イメージフォーラムにてロードショーが決定しました。

　この作品は、海外の映画祭で数多くの賞を受賞している作品で、それが劇場決定の大きな要因となりました。

　いわゆる韓流ものとは違う韓国映画ということで、劇場を選定する際にいろいろと候補をあげました。その１つがシアター・イメージフォーラムだったのですが、何とブッキング担当の方が、この作品をベルリン国際映画祭で観ていたとのこと。（ちなみにこの「チャーミング・ガール」、ベルリン映画祭でＮＥＴＰＡＣ賞を受賞しています）これは、もう一方的にではありますが、運命を感じずにはいられませんでした。

　観た時から、いい作品だと思ってくださっていたそうです。そこに、この作品の話を持っていったので、まずは第一段階はクリアしたという状況。

　しかし、「この作品は売り方が難しい」と言われまして、大まかな宣伝プランを持って、再交渉。その場で再び宿題を出され、こちらはいろいろと思案し、２度目の宣伝プランの提出を…。晴れて決定に！

　すごく印象に残っているのが、「コア層を確実に捕まえられる仕掛けを考えて欲しい」という言葉でした。

　宣伝を広く浅くやるのはもちろんですが、狭いところにより深く届けていこうと、現在も脳内フル回転させています。もちろん我流です。

　いくつか面白いことできそうなので、決まったらまた発表しますね。

　というわけで、２回目でした。随分と間があいてしまってごめんなさいです。
　 今度はもっと近いうちにお届けできるかと思います。よろしくお願いします！

ユナイテッド エンタテインメント白川

『忘れえぬ想い』オフィシャルサイト http://www.wasureenu-omoi.com/