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■電気羊プロフィール
アニメーター、編集者を経て現在はフリーライター兼翻訳者のハシクレをしている。好きな映画は「ブレードランナー」、好きな役者はコリン・ファースと嵐寛寿郎。だんなについて、目下カリフォルニア州サンタクルーズに滞在中。せっかくなんで、コミュニティ・カレッジに通いつつ、映画三昧している。この度3年越しの夢が叶い、コリン・ファース主演作「フィーバー・ピッチ」で字幕翻訳家デビュー! 趣味はスキューバダイビングとビリヤード(どっちも超ヘタ)。日本から連れてきた耳垂れウサギを飼っている。


■過去記事一覧



写真01
「スター・ウォーズ 
エピソード3/シスの復讐」
チラシ

写真02
「マダガスカル」
チラシ

  カリフォルニアはサンタクルーズから、毎月最新ホヤホヤの映画情報をお届けする「もぎたて映画通信」。第14回は、遂に公開されたあの超人気シリーズ最終作と、愉快な動物アニメの2本立てだよ。

☆「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」Star Wars: Episode III Revenge of the Sith

 5月19日午前0時、一般公開としては一番早い回の上映で観てきました! あいにくの雨の中、1時間半ほど前に行ったのですが、既に行列は、劇場のあるブロックをぐるり一週してました。9スクリーン全部で上映するので、全員観れるんですけどね。朝、劇場の前を通ったら、既に数名が椅子を持参で並んでましたが、劇場によっては、もっとずっと前から並んでたり、派手なコスプレで決めてきたりするところもあったみたいで、中にはTV持参で並んでる強者もいました(^_^)。当日の様子をデジカメに撮ったんですが、IMaCのハードディスクが壊れて、データが消えてしまったのです。残念。
  劇場の前の方の席で、そっくり返りながら観たSW3。まず、CGの美しさ、リアリティに圧倒されます。ヨーダやグリーヴァス将軍の存在感といったらどうでしょう。彼らが実際には存在しなくて、俳優たちはカメラの前でグリーンスクリーンを背景に、相手なしに演技していたのだということを、ともすれば忘れてしまいそう。どうやって動かしているんでしょうね〜。やっぱりヨーダは一番人気で、パルパティーンの側近を部屋に入りしな倒しちゃうところとか、トルーパーを返り討ちにしてウーキーによじ登るとことろか、観客は拍手喝采してました。もう全然ヨーダがCGって意識してないです(わたしはアナログ派なので、パペットヨーダの方が好きですが(^_^;))。グリーヴァス将軍は、3月に放映されたアニメ版の方が圧倒的に強かったです。
  惜しむらくは、映画3本かけて、アナキンに悲劇の主人公として感情移入できる深みを出せなかったことでしょうか。ひたすら美しい画面作りと同じ伝で、ルーカスは感情面でもドロドロした部分は描けないのでしょう。かといって、最初の3部作を輝かせていた無邪気さ、元気の良さも年を重ねた分なくなっちゃってるし。でも、本作のヘイデン・クリステンセンはそれを補って余りある演技力を見せてました。「殺し屋1」並みに泣きながら虐殺しまくるアナキンが素敵。
  ハンバーガー・チェーンのバーガー・キングでは、現在キッズ・ミールのオマケにSWキャラの2頭身オモチャがついてきます。もう2ドルぐらい出すと、通常のコンボにも2体のオマケが付くので、今オモチャ集めに凝ってます(太る!)。ダースベイダーの体を開けるとアナキンが出てきたり、ヨーダはバク転したりとそれぞれギミックがついてて、なかなかの優れものですヨ。チューバッカはフワフワのマスコットで可愛過ぎ(^_^)。毎週火曜日には、客同士店に集まってオモチャの交換会もあるようです。

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」公式サイト

☆「マダガスカル」Madagascar

 ドリームワークスのCGどうぶつアニメ。ニューヨークの動物園に住むシマウマのマーティ(クリス・ロック)が、野生の暮らしに憧れて動物園を脱走したのに巻き込まれ、本当にマダガスカル島まで行っちゃう仲間たちの冒険を描きます。公開一週目は「SW3」と重なって3位でしたが、2週目は1位に浮上しました。夏休みだから、お子様向けが強いです。
  前半は、都会の動物園で暮らす動物たちの様子が描かれるのですが、これが死ぬほど退屈で、困りました。ちっとも動物っぽくない動物たちがただベラベラしゃべってるだけなんだもん。ペンギン以外かわいくないし。でも、船に乗せられてマダガスカル島に行くあたりから、面白くなりました。かわいいキャラも、マダガスカルにしかいないキツネザルたちがワンサカ登場、大活躍してくれます。
  声の出演は、ライオンにベン・スティラー、カバにジェイダ・ピンケット・スミス、キリンにデヴィッド・シュワイマー。シマウマ以外は動物園暮らしに満足していて、野生生活なんてまっぴら。島についた時にはサンディエゴの動物園と勘違いして、NYではスターだったライオンが、「サンディエゴなんて最悪だ! シャチのシャムーがいるから(それはシーワールドなんだけど)、もう僕はスターじゃなくなっちゃう!」とパニくります。おのおのの動物の習性を持たせるなどの細工は一切止めて、まるきり擬人化してるのが功を奏してる面もあるのですが、最後はライオンが肉食獣としての本能に目覚める、というネタに結局は頼っていて、その場しのぎの笑いが取れればOK、というメッセージも何もない志の低い映画に終わってます。シマウマを食べるのはダメだけど魚は良くて、しかもペンギンに寿司職人させるってどうよ?(←動物アニメには厳しい電気羊)。「炎のランナー」や「猿の惑星」などの映画パロディは、楽しかったけど(^_^;)。でもキツネザルたちはホントにかわいかったです。

 予告編で、「ウォレスとグルミット」の最新作が! 今度の敵キャラはウサギなのよね〜。

「マダガスカル」公式サイト
ぢゃ、また来月。

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