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■電気羊プロフィール
アニメーター、編集者を経て現在はフリーライター兼翻訳者のハシクレをしている。好きな映画は「ブレードランナー」、好きな役者はコリン・ファースと嵐寛寿郎。だんなについて、目下カリフォルニア州サンタクルーズに滞在中。せっかくなんで、コミュニティ・カレッジに通いつつ、映画三昧している。この度3年越しの夢が叶い、コリン・ファース主演作「フィーバー・ピッチ」で字幕翻訳家デビュー! 趣味はスキューバダイビングとビリヤード(どっちも超ヘタ)。日本から連れてきた耳垂れウサギを飼っている。


■過去記事一覧



写真01
「Bride & Prejudice」の劇場
ポスター

写真02
「スチーム・ボーイ」の劇場
ポスター(アメリカ版)

  カリフォルニアはサンタクルーズから、毎月最新ホヤホヤの映画情報をお届けする「もぎたて映画通信」。第12回は、日本での公開迫るSF大作や、やっとこちらで公開された邦画話題作、女優の入魂演技を堪能できるイギリス映画などをご紹介!

☆The Wild Parrots of Telegraph Hill

 サンフランシスコのテレグラフ・ヒルに棲みついた、野生のオウムたち(インコ)と一人のおっさんのほのぼの交流を描いたドキュメンタリーです。

 もともとサンフランシスコにインコはいなかったのですが、いつの頃からか、コイトタワーで有名なテレグラフ・ヒルの一画にインコたちの群れが棲みつくようになったそうな(映画はインコが棲みだした経緯を伝える都市伝説も何バージョンか紹介しています)。経緯はともあれ、現在毎日インコたちがテレグラフ・ヒルに集まるのは、マーク・ビットナーという長髪のヒッピーおじさんがあげるエサがお目当て。マークは無職でホームレスなのですが、テレグラフ・ヒルにアパートを持っている知人が、空いている管理人室を提供してくれ、別の友人はインコたちの観察記録をつけるためにカメラやコンピューターを寄付してくれたそうです。テレグラフ・ヒルは坂の上の住宅街で、ひんぱんにペットショップに行ってはインコたちのエサを買い、長くて急な階段をエサ袋を担いで運ぶのは結構しんどそうですが、別にマークは誰に頼まれたのでもなく、ただそうしたいからしています。

 マークは、それぞれのインコたちを識別できて、名前もつけてます。たとえば、赤い頭部のインコたちの中で、一匹だけ青い頭部のコナーはみんなからのけ者扱いされていて、弱者の気持ちが分かるのか、いつもいじめられてるヤツや弱ってるヤツの味方をします。マークはインコたちをペット扱いせず、エサをやる以外は関わらないで、ケガや病気をした個体しか部屋に入れないのですが、戸外が嫌いで絶対部屋から出ようとしない変わり者が一匹いて、そのインコ、ミンガスが、ギタリスト志望だったマークのギターに合わせて体を揺すって踊るのがとってもユーモラス (^_^)。机の下に隠れて、マークの足をつついて困らせるいたずら者です。

  毎日インコの餌づけをするマークの姿は名物となり、「テレグラフ・ヒルの鳥男」として知られるようになります。通りがかった観光客が、物珍しそうに見物していきますが、ビジネスマン風の男はマークが自主的に、無償で、インコたちをペット化もせずにそんなことをやってるのが理解できなくて、マークを質問攻めにするのですが、働かないのは本当にやりたいことがまだ見つからないから、という自分の感性で生きてるヒッピーおじさん、マークの受け答えが禅問答みたいでおもしろいです。

  でも、マークとインコたちの蜜月は長くは続かず、アパートのオーナーは老朽化したビルをリフォームするため、マークに退去を求めます。エサを与える者がいなくなっても、インコたちはまあなんとか適当にやっていくでしょうからいいのですが(ミンガスは鳥好きの人に引き取ってもらいました)、マークはどうなってしまうのか? エサを求め、彼の手や頭に気軽に乗ってくるインコたちを心から愛していたマークは、彼らと別れるのが本当に辛そう。マスコミがこの件を報じ、市がマークを呼んで意見を聞いたりするのですが、マークは別に社会に訴えたりせず、粛々と運命を受け入れる姿は、無言の社会批判(なんでも世論に訴えちゃうとこ)になってもいます。映画は、アパートを出た後のマークと、オウムたちのその後を短く紹介し、一方は悲劇、一方は思わぬハッピーエンドで幕を閉じます。

  地味めの映画だから(観客は年配の人ばかり)、日本で公開される可能性は少ないと思いますが、もし公開されたら是非観て欲しいです! マークが書いた、同名タイトルの本もでています。こっち(カリフォルニア)には、色とりどりのきれいな鳥がたくさんいます(ハチドリもよく見る)。

  鳥はあまり好きじゃなかったのですが、こっちに来て、バルコニーや電線に留まっている鳥たちを毎朝目にするようになり、自然と好きになりました。この映画のインコ(cherry head conures)も、緑の体と赤い頭部、黄色のくちばしが鮮やかできれいす。クローズアップで捉えられたインコたちを見ていると、本当に一匹一匹、個性があるのが(外見も性格も)よくわかります。「WATARIDORI」がbird's-eye(鳥瞰)で鳥たちを追いかけた映画とすれば、本作はマークの目線(クローズアップ)で彼らの一匹一匹を見つめた映画です。

★"The Wild Parrots of Telegraph Hill"公式サイト(英語版)

☆Bride & Prejudice

  陽気な陽気なボリウッド版「高慢と偏見」(Pride & Prejudice)。 といっても本当のインド映画ではなくて、「ベッカムに恋して」のグリンダ・チャーダ監督が作った英米合作映画なのですが、もちろん全編歌って踊る、ジェーン・オースティンもビックリ!の派手派手ミュージカルです。

  舞台を18世紀イギリスから現代のインドに移し、ヒロインのエリザベスにあたるラリータを演じるのは、1994年のミス・ワールド、アイシュワリャ・ライ。そして大富豪の貴公子ミスター・ダーシー(コリン・ファースの持ち役。「ブリジット・ジョーンズの日記」のマーク・ダーシーのご先祖様)はアメリカのホテル王の息子ウィル・ダーシーに変わり、階級の違いを文化の違いにシフトさせています。演じるは、「リング」ハリウッド版で真田広之が演じた役を演じたマーティン・ヘンダーソン。リメイク御用達役者? そしてビングリー役には今アメリカで大人気、ポスト「Xーファイル」の呼び声も高いTVドラマ「ロスト」(無人島を舞台にした「漂流教室」みたいなSFミステリー)でサイード役を演じるアラブ系イケメン俳優ナヴィーン・アンドリュース。もちろんウィッカム、ジェーン、リディア、ミスター・コリンズ等、原作に出てくる主要キャラクターはすべて出てきます(特にコリンズ氏は場内爆笑のコメディ・リリーフとして大活躍)。その他、アシャンティも歌って踊ってました。アイシュワリャ・ライは「世界一の美女」の名に恥じぬすこぶるつきの美しさですが、この役のために9kgほど増量したそうです(「ブリジット・ジョーンズ」へのオマージュ?)。

  ミスター・ダーシーと違い、ウィルは人当たりのいいヤンキーですが、インドの封建的な慣習に懐疑的な金持ちのボンボンで、それがラリータとの溝になります。インドのダンスを見て、「ちょろいよ。片手で電球をはめて、もう片方で犬をナデナデすりゃいいんだろ」というセリフが、ツボにはまりました。

  印英米にまたがるロケ、海岸でゴスペルコーラスをバックに歌う2人などのシュールと紙一重な演出、張り付いたような笑顔でヤケに力の入った身振り(電球と犬ナデ)で歌う美男美女、極彩色の色遣い、象も出てくる出血大サービスの、楽しい娯楽映画でした。ウィッカムの処理が甘すぎなのが、自分に甘えるのを許さぬストイックなオースティンとは違う、本作のナァナァでおおらかな世界観を象徴しています。9月には、キーラ・ナイトレイ版「高慢と偏見」も控えているので、歌も踊りも抜きの正当派が観られることでしょう、きっと(^_^)。

★"Bride & Prejudice"公式サイト(英語版)

☆「コンスタンチン」Constantine

 「リーグ・オブ・レジェンド」のアラン・ムーアのコミック「ヘルブレイザー」を原作にした、キアヌ・リーブス主演SFホラー・アクション。

 この世ならぬ存在、天使や悪魔が見えてしまうコンスタンチンは、オカルト探偵として悪魔に憑かれた人々の悪霊払いをしているが、それはニコチン中毒で肺ガンを患い、死期の迫った自分が、死後天国に行けるように人助けをしているのだという、自己中のアンチヒーローだ。女刑事アンジェラは、自殺した双子の妹の死を不審に思い、コンスタンチンに解明を依頼する。実は、アンジェラ姉妹もコンスタンチンと同様の能力があったのだが、幼い頃に封印していたのだ。2人で探るうち、妹の死が現世の破滅を招く「運命の槍」の行方と関わりがあることが明らかになるがーー。

  キアヌはネオと違うタイプの役として、このアンチヒーローを選んだと思うのですが、物語が進むにつれ、結局ネオのバリエーションでしかなくなっていくのが、ちょっと残念。この映画でだんとつ光ってるのは、ガブリエル役のティルダ・スウィントン。「オーランドー」で見せた彼女の中世的な持ち味を、さらに魅力的に捉えた撮影が素晴らしいです。正面顔は少年のように、横顔は老婆のように見えるよう、撮り分けてるみたいでした。

  天使と悪魔とか、地獄とか、ドラマティックだし、絵的にもクールになるけど、こういう風に無批判・無思想に設定として使うのは好きじゃないです(コミックや小説としてなら気にならないけど)。「自殺した者は地獄行き!」っていうのがプロット上いちばん大きくクローズアップされてるのですが、こういうハリウッド大作で、宗教の不寛容な決まり事をお題目のように何度も声高に唱えられるは、抵抗あります。それでなくても最近、アメリカはどんどん神がかってきてるのに……。老婆心かな。

  シニカルでクールなコンスタンチン君ですが、バスルームにはなぜかヒヨコのおもちゃが置いてあるのだ。

  エンドクレジットが流れても、最後まで席を立たずにいましょう。最後のオチを観たのは、観客のなかでわたしだけだもんね(^_^)。

★「コンスタンチン」公式サイト

☆「ヴェラ・ドレイク」Vera Drake

 「秘密と嘘」のマイク・リー監督の新作で、英国アカデミー賞やヴェネチア映画祭など多数の賞を受けました。米国アカデミー賞でも、監督賞、脚本賞、主演女優賞にノミネートされています。

  1950年代のロンドン。掃除婦として働くヴェラは、夫スタンと一男一女とともに、狭いアパートで貧しいながらも家族仲良く暮らしている。家で食事の支度をするときも、奉公先の邸の家を磨くときも、常に歌を口ずさみ、人の役に立つことができる自分に幸せを見いだすような女性だ。だが、そんな善良を絵に描いたような小柄な初老の女性には、家族にも話していない「秘密」があった。望まぬ妊娠をしてしまった女性たちのために、当時法律で禁じられていた中絶を施してやっていたのだ。若くて右も左もわからぬ小娘から、子だくさんでこれ以上食いぶちが増えてはとてもやっていけない疲れた中年主婦まで、彼女を頼る女達は様々だ。だが、処置を施した女性の一人が重い感染症にかかり危うく命を落としかけたことから、警察にヴェラの違法行為がバレてしまう。長女の婚約を祝うためにテーブルを囲む家族の前で、無情にも警察に連行されるヴェラーー。

  リー監督はいつもおおまかなストーリーだけ決めて、あとは綿密なリハーサルを通して役柄を自家薬籠中のものにした俳優達に、自由な言動をさせてカメラに収めるという手法を使っているそうですが、今回もそうなのでしょうか。前半の、ただただ善きサマリア人であるヴェラの日常生活の描写も素晴らしいですが、警察に捕らえられた後のヴェラの振る舞いが、本当にリアルで凄かったです。突然家族と引き離され、うちっぱなしの壁の殺風景な取調室で厳しく事情聴取され(刑事や付き添いの婦人警官は決してヴェラを非人道的には扱わず、同情的でさえあるけれど、それでも尋問は尋問)、犯罪者として指紋押捺される間、茫然自失して満足に質問にも答えられずに泣いてばかりのヴェラの反応は、今まで犯罪とは無縁で、自分がしているのは「人助け」だと信じて疑わない小市民としてはもっともで、主人公が逮捕される場面なんていろんな映画やドラマで腐るほど見たけど、そんなのウソっぱち! って思うほど、まるで自分が逮捕されたみたいな強い感情をひき起こされました。でも、冷静で性根の座った人はヴェラのうろたえぶりに感情移入できなくて、映画も評価できないかもしれません。

  ヴェラの勤め先の家のお嬢さんが、デート相手のお坊ちゃんにレイプされ、妊娠してしまうのですが、大金を払って設備の整った私立病院で処置を受けるのが、医学知識もなく、原始的な道具を使うヴェラに委ねるしかない患者たちと対照的に描かれていますが、映画はヴェラの行為がいいとも悪いとも言ってません。肯定派、否定派、どちらの立場で映画に臨んだとしても、自分の中で相反する感情が生まれると思います。家族の中にもヴェラの心配をしてサポートしようとする者、ヴェラの行為が許せない者の2つに分裂します。ヴェラをなじる長男に、「母さんは嘘はついてない、秘密にしてただけだ!」と妻を擁護するスタン。ヴェラが抜けたあとの、火の消えたような家族の食卓のショットがいつまでも心に残ります。

  近年中絶反対運動が激しいアメリカでは、どう受け止められたでしょうか。批評はたいへん好意的なものが多いですが、市民レベルではどうでしょう。リベラルなこの辺りでさえ、胎児の写真と「中絶は殺人!」と書いたプラカードを通りで掲げてる人を見かけたりします。熱心なクリスチャンの知人は「中絶も同性愛も聖書でダメと書いてあるからダメ!」と信じて譲らないし。この映画に耳を傾ける余裕を失ってないといいんですけど。

★Vera Drake公式サイト

☆「誰も知らない」Nobody knows &「スチームボーイ」SteamBoy

 「リング2」がボックス・オフィスを賑わせているこの時期、2つの邦画がひっそり公開されました。「誰も知らない」は地元の映画館で1週間ほどで打ちきりになり、「スチームボーイ」はサンノゼまで見にいかないとやってませんでした。

  「誰も知らない」、たいへんよかったです。カンヌで賞をもらった長男役の柳楽優弥くんはじめ、子役の子たちの澄んだ瞳が、とってもとっても印象的でした。保護者である兄を頼って見上げる幼い妹と弟の目にハッとさせられ(飼い犬や飼いうさぎと目と同じ目といったら怒るでしょうか。電気羊は妹や弟がいないもので…)、そんな全身全霊頼りきった目で見つめられる、まだ12,3歳の兄が切ないです。

  もう一つすごく切ない気持ちにさせたのが、傲慢に聞こえたら許して欲しいのですが、日本の家の狭さと醜い外観、東京の緑の少なさと人の多さです。「帰りたくないっ」って思ってしまった(ごめん)。だんなや友だちは「東京だって緑多いよ」って言うから、そういう風にワザと撮ってるのかもしれないけど、木の代わりに建物が生えてます、って感じなんだもの、みっちり。こっちの家屋がいい感じの外観なのは、基本的に平屋か高くても2階どまりで威圧感が少ないのと、木造だから味が出るんだと思いますが、アパートだとその分隣や下の音がかなり筒抜けで、うるさいです。茂君たちの存在は1日でバレちゃうでしょう。日本のアパートはその点鉄筋コンクリでしっかり造ってあるので、防音効果が高く、そのせいで弟たちの存在が長い間気づかれないのですね、良くも悪くも。家の広さや作りって、住人のメンタリティに大きな影響があると思います。昔公団の団地住まいだった私には、この映画の年季の入ってそうなアパートにしても、「ヴェラ・ドレイク」のせせこましく、壁にひびが入り、ところどころペンキのはげ落ちたアパートにしても、ノスタルジックを誘います。狭いからこそ、家族同士、隣人同士、お互い気を遣いながらつつましく暮らしていく術を身につけるのですよね。「Bride & Prejudice」で、インド人のお母さんがロスにあるコリンズ氏の家に招かれ、「まあ、すごい素敵なお屋敷!」と大仰に感嘆する場面があり、アメリカ人から見ればたいしたことないので場内は失笑してましたが、わたしには笑えませんでした。あの程度の家がゴロゴロしているアメリカで、足るを知る生活をしろといっても今更無理かも。

  ゆきちゃん、ずっとちいさなウサギのぬいぐるみを持ってましたね。アポロチョコの箱から、大事に一粒づつ出して食べるところ、「火垂るの墓」の女の子の姿と重なります。赤い糸で結んで、ちゃんとウサギを一緒にスーツケースにいれてあげるお姉さんの心遣いに、また涙腺が(T_T)。

  アメリカでの評価はかなり高いですが、地元のフリーペーパーの評が辛くて残念。兄弟と仲良くなる女の子が登校拒否で大人を信用してないのが、よくわからかったみたい。

  「スチームボーイ」は吹き替え版で、少しカットされてるらしいです。去年の夏日本で観ていますが、どこがカットされてたか分かりませんでした。鈴木杏ちゃんがやった本家に合わせ、主人公のレイ少年の声をアナ・パキン(時々苦しそうにしゃべります)、レイの父親エディ・スチームをアルフレッド・モリーナ、祖父ロイドをパトリック・スチュワートという豪華なキャスティングで吹き替えています。

  残念ながら、評価もあまりよくないし、観客席もまばらだったので、上映館数の拡大にはならずに終了してしまうでしょう。。わたしはすごく楽しかったですけどね〜。舞台を産業革命期のロンドンにしちゃったのが、西洋人のお気に召さないらしくて、結構日本人とアニメを見下してるこっちの批評家たちの本音が散見されます、評を読んでると(^_^;)。自分たちが「ラスト・サムライ」みたいのを作るのはオーケーで、日本人がオリエンタルな香りのする映画以外を志すのは分不相応ってことですかね。

 ところでスカーレット・オハラ嬢のわんこはどうなっちゃたんでしょうか。

★「誰も知らない」公式サイト

★"SteamBoy"公式サイト(英語版)

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 サンノゼ映画祭Cinequestのゲスト、ベン・キングスレーの記者会見レポートを、「STARLOG(スターログ)」誌のコラムに書きました。よかったら読んでくださいね! 日本未公開作"Sexy Beast"、キングスレーの怪演が観れるカルト作です!「セクシー・ビースト」ってうさぎのこと!? 

  ぢゃ、また来月。
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