007シリースの続編が何年後になるか分からない状況だが、ピアース・ブロスナンのハリウッドでの人気は健在だ。ニューラインシネマ製作の「After
the Sunset」('04)で宝石泥棒を演じ、MGMの新作「The Topkapi
Affair」では'99年の「トーマス・クラウン・アフェアー」に続き天才的美術品泥棒トーマス・クラウンを演じる。
◆ アメリカが中東の戦争ドラマを購入
アメリカの独立系配給会社がイラン・イラク共同製作の映画「Turtles Can Fly」の配給権を買った。「酔っぱらった馬の時間」('00)のバフマン・ゴバディが監督・製作した本作はアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされている。映画は、アメリカによるイラク侵攻時、クルド地域の地雷地帯で生きる子供たちのリーダー、13才の少年の姿を追った。
◆ 実在の宝石泥棒による告白小説をパラマウントが映画化
30年にわたり社交界の著名人から総額3,500万ドル相当の宝石を盗み続けた男、ビル・メイスンの小説「Confessions
of a Master Jewel Thief」が映画化される。実際に被害にあった著名人には、ボブ・ホープ、ジョニー・ワイズミューラー、小説家トルーマン・カポーティ(「ティファニーで朝食を」)らの名がある。